バックアップソフトウェアの主な機能は、当然ながらデータ損失を可能な限り防ぐことです。データ損失のほとんどは防ぐことができるので、データ損失の一般的なリスクをすべて把握しておく必要があります。
以下はデータ損失の典型的な原因です。
- 火災。
- 暴風雨
- 水害。
- オペレーティング・システムを含むソフトウェアの欠陥やエラー。
- ユーザーが誤って削除した場合。
- ハードドライブの故障:ヘッドクラッシュ、劣化など。ハードドライブの期待寿命は通常2年以下です。
- ウイルス、ランサムウェア、マルウェアの被害。
- 静電気放電。例えば、湿度が40%以下の低い日や、オフィスにカーペットが設置されている場合など。掃除機なども同様に静電気を帯びている可能性があります。パソコンの近くでは注意が必要です。
- 湿度と結露。理想的なレベルは40%から60%に保つことです。湿度が高いと結露の原因となります。また、乾燥していると電子部品が破損する恐れがあります。
- 建物周辺の外部構造物や送電線への落雷による感電。
- 同じオフィスや家庭内で接続されている雷や欠陥のある電気製品が原因で発生する電気サージ。
- 水害。火災用スプリンクラー、洪水、その他の水漏れ。
- 温度。電子部品が過熱する可能性があるため、コンピュータを摂氏15度以下または摂氏27度以上の温度にさらさないでください。電子部品が過熱する恐れがあります。また、低温では結露が生じる恐れがあります。
- 機械的衝撃。例えば、ハードディスクが回転しているときに、ノートパソコンを落としたり、デスクトップパソコンを誤って叩いたりすることがあります。
- 磁界。古いテレビや配線から発生する磁界により、ハードドライブ内の繊細なプレートやマザーボード上の電子部品が損傷することがあります。
- 不完全なデータ転送。例えば、データを新しいコンピュータにコピーした場合、ユーザーはその転送が完全でないことに気づかないことがあります。
バックアップソフトについて詳しくはこちらをご覧ください。
2021年3月18日木曜日
データ損失のリスクを軽減
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